カラーアルマイト加工
アルミニウムに微量の合金元素を加えることにより発色させたものです。
アルマイト加工後、表面の微細な孔に染料を入れ、薬品処理もしくは温水や蒸気による加熱による封孔処理により染料を閉じ込めてしまう方法もあります。
加工可能色
黒
青
水色
赤
ピンク
金
紫
硫酸アルマイト加工
硫酸アルマイトとは最もポピュラーなアルマイトで、アルミニウムを硫酸水溶液中で陽極酸化することにより得られる皮膜です。
このとき、アルマイトは電気の通った微細な孔が無数にあいています。それを高温・高圧の水蒸気や熱湯中で処理することで、孔がふさぎ、腐食しにくくします。
化学研磨アルマイト加工
化学研磨とは、特殊な溶液を用いて、化学反応により研磨面を溶解し、凹凸を平滑化して光沢や光輝性を持たせる処理のことです。
特徴として、研磨液が接する部分であれば、複雑な形状の品物でも研磨が可能です。欠点としては、アルミニウム表面が溶解することで光沢面を得るため、寸法精度に誤差が生じる事が挙げられます。